日本画・掛軸
勝平得之 絵画/版画の買取実績
2ヶ月ほど前に出張査定の相談の電話をいただきお客様のご都合もあり先日ようやく出張のお約束をいただき訪問しました。
お父様がお好きで集められた絵画でしたがご高齢のため身辺の整理で娘様、お父様両氏立会のもと、ひとつひとつ作品の解説を交えながら説明し、すべての作品をお買取させていただきました。
査定のポイント
お買い取りが成立した後、娘様よりこたろうの来る前に2社ほど査定を依頼されていたようで他社様よりもすべて高値での査定だったことを告げられ、とても喜んでいただけたようでした。お品物は勝平得之他の版画・絵画をお買取させていただきました。
お買い取りの場面ではよくある事で事前の評価から細かい傷などを見つけ、減点して評価する手法が一般的ですがこたろうでは良い部分を見つけ出し加点する事も常日頃より心掛けています。
●勝平得之
明治37年-昭和46年 秋田県出身
版画家。本名は徳治。家業である紙漉き業、左官業の傍ら、絵を描いていましたが、
農民美術運動の木彫講習をきっかけに版画家を志します。竹久夢二の作品に魅了された勝平は、
色摺版画の研究をし、独自の自画、自刻、自摺による色鮮やかな彩色版画の抜法を開発。
その後は、郷土秋田の自然や風俗をテーマにした作品を一貫して制作し、
建築家ブルーノ・タウト(1880-1938)の紹介により国際的にも名を知られました。
代表作に「秋田十二景」、「秋田風俗十態」、「米作四題」などがあります。
秋田県文化功労賞、秋田市文化賞、河北文化賞受賞。
鑑定士より一言
出張査定のご依頼ではご遺品の整理などご自身で収集された作品ではなく、ご遺族からのご依頼が圧倒的に多く、作品の価値がわからないまま業者からの言い値で売却してしまうケースも少なくありません。
何社かに見積もりを取っていただき参考にしていただいた上でご決断いただくことをお勧めします。
こたろうではどこよりも高い査定に自信がありますのでどうぞ一度お問合せください。
皆様からのご連絡をお待ちしております。