日本画・掛軸
中島千波 日本画・掛軸/日本画・リトグラフの買取実績
当社のホームページをご覧になり、お父様のご遺品整理ご要望で、
作品写真とともにLINE査定のご依頼をいただきました。
詳細確認後、訪問して査定・買取りをさせていただきました。
他にも多数の作品がありましたが、どちらも査定額にご納得いただき
ご整理のお手伝いをさせていただきました。
査定のポイント
作品の中で、中島千波の大型版画がありました。作家人気の画題・桜を
リトグラフで再現した「三春の瀧桜」シリーズです。
描かれた滝桜は福島県に実在する樹齢1000年越えの枝垂れ桜の巨木で、
国の天然記念物指定を受けています。
桜を本物以上の存在感で表現する中島ならではの作風を楽しめる一品となっています。
2003年版 300部限定品
●中島千波 (なかじまちなみ)
1945年 10月21日~)日本画家 中島清之の三男として長野県に生まれる
1965年 東京芸術大学美術学部日本画科に入学。
1969年 院展に初出品初入選
1971年 東京芸術大学大学院を修了
1979年 第5回山種美術館賞展 (山種美術館) で優秀賞受賞
1980年 第2回日本秀作美術展 (日本橋・高島屋) に選抜出品
1992年 小布施ミュージアム 中島千波館(長野県小布施町) 開館
1994年 東京芸術大学美術学部助教授に就任
1995年 パリ三越エトワールにて「中島千波の世界・パリ展」開催 歌舞伎座緞帳<淡紅白梅図>完成
2000年 東京芸術大学美術学部教授に就任
2002年 成田山東京別院深川不動尊・内仏殿挌天井の原画(100号)完成
NHKテレビ番・組趣味悠々「花を描く-中島千波日本画基礎講座-」を担当など幅広く活動している
鑑定士より一言
ご遺品の中でも大型作品だったため、ご遺族の方々のお住まいでは
飾るスペースなどが無いとのことで、今回ご整理となりましたが、
作者の知名度、また今でも人気の画題の作品でした。
大切にされていた作品として、次の愛好家の方におつなぎして参ります。
この度は誠にありがとうございました。
絵画等の作品ご売却、ご遺品整理相談は、こたろうまでお願いいたします。