日本画・掛軸

吉田博 日本画・掛軸/新版画の買取実績

吉田博

買取エリア

熊本県熊本市

    当社ホームページをご覧いただき、ご依頼者様とお父様が収集されていた
    美術品のご売却をお電話にてご依頼頂きました。
    絵画や陶器などの作品を査定させていただき、
    いくつかのお品物につきまして、査定結果にご満足頂きお譲り頂きました。

    査定のポイント

    今回、お買取させていただいた絵画の中に、大正から昭和期に活躍した版画家・吉田博の
    作品「奉天市場」がありました。
    現在、新版画と呼ばれている版画作品で、昭和12年(1937年)作で自筆鉛筆サインが入れられた
    当時の真作木版画です。
    色合いや保存状態共によく、高額査定となりました。

    ●吉田博
    1876年 福岡県久留米市に生まれる。
    1888年 福岡県立修猷館に入学。
    1898年 明治美術会10周年記念展に、『雲叡深秋』、『雲』などを出品。
        中川八郎とデトロイト美術館で「日本画家水彩画展」を開催。
    1900年 ボストン美術館で2人展を開催し成功。
    1903年 2度目の渡米で、ボストンを拠点に展覧会を開催。
    1904年 セントルイス万博に、『雨後の桜』、『昨夜の雨』など3点を出品し、銅賞碑を受賞。
    1907年 東京府勧業博覧会で『紐育ブルックリンの夕景』が2等賞を受賞。
    1908年 第2回文展で『雨後の夕』が2等賞(最高賞)を受賞。
    1909年 第3回文展で『千古の雪』が2等賞(最高賞)を連続受賞。
    1910年 第4回文展の審査員に任命される。
    1937年 第1回文部省美術展覧会(新文展)に『利尻姫沼』を出品し、李王家買上げとなる。
    1947年 太平洋画会会長に就任し、第3回日本美術展覧会(日展)の審査員をつとめ、『初秋』を出品。
    1950年 逝去。

    鑑定士より一言

    これほど状態の良い当時の真作版画に出会えたことに感激致しました。
    この度のご縁に感謝いたします。
    先代、先々代がお集めの美術品のご売却を検討される場合は
    ぜひこたろうまでご連絡ください。
    この度はありがとうございました。

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