陶器・磁器
初代 諏訪蘇山 陶器・磁器/京焼・青瓷花瓶 中国置物の買取実績
広い敷地に大手建築会社が建築した豪邸を全部売却されるとのことで、ご自宅に先代が残された骨董品や中国の置物等が多数お持ちで整理したいととのことでお電話いただきました。当日の都合が付きましたので、即日にお訪ねさせていただきました。
また、今回のお品物以外にも、他にもまだまだお持ちでお声かけくださるとのことでした。
査定のポイント
お家は引越し前のお荷物があちこちに山積みされていました。
その中からお客様ご推薦の共箱入り初代諏訪蘇山の高さ35cmの青磁耳付き花入がありました。汚れなどほとんど無くあまり市場で出回らないお品物です。
また中国のきんぞくの置物もありました。高額にて買取させて頂きました。
●初代 諏訪蘇山
1851(嘉永4)年 加賀藩士・諏訪重左衛門好方の長男として石川県金沢市に生まれた。
幼名を栄三郎、本名を好武
1871(明治4)年 東京府兵の関門上役を最後に金沢に戻って軍職を辞す。
1873(明治6)年 任田徳次(彩雲楼旭山)に陶画法を学ぶ。
1875(明治8)年 東京で陶画業を始める。
1879(明治12)年 石川県勧業試験場の製陶助手になる。
1880(明治13)年~1884(明治17)年 九谷陶器会社に招かれる。
1887(明治20)年~1896(明治29)年 金沢工業学校の開校から後進の育成に努力し、
この間に大病を患い蘇生し、号を「蘇山」とする。
1896(明治29)年 福井県宮崎村の山内陶器工場で指導。
1897(明治30)年 金沢の八木煉瓦工場で指導。
1898(明治31)年 富山県の伏木煉瓦株式会社の社長兼技術長嘱託。
1900(明治33)年 京都で錦光山宗兵衛の窯に勤務。
1907(明治40)年 独立して京都五条坂で製陶業を始める。
1914(大正3)年 朝鮮李王家嘱託として高麗古窯の調査を行い、再興依頼を受けて窯を完成。
1917(大正6)年 帝室技芸員となる。
1922(大正11)年 逝去
鑑定士より一言
当社事務所は、東京・名古屋・大阪にあります。こちらの周辺地域で、予定が入ってなければ即日の対応も可能です。
まずは、気になるお品物がありましたら、お電話いただくことをお勧めいたします。
この度は、ありがとうございました。