陶器・磁器
島岡達三 陶器・磁器/益子焼 大鉢の買取実績
当社ホームページをご覧いただき、
家の整理でLINEでのお問い合わせがありました。
その後、出張査定でお伺いしました。
査定のポイント
お父様の趣味で収集されていた陶器、文房具などが
査定をご希望されていました。
合計で30点ほどがありましたが、中に益子焼の人間国宝・島岡達三の
象嵌技法を使用した大鉢があり、こちらはとても立派な作品でした。
直径がは50センチ超えとなる素晴らしい大作で、
共箱が紛失しましたが、本体の保存状態が良いため
高価にて買取しました。
他の硯や陶器花瓶などの作品もあり、
すべてご納得いただける金額で、お譲りいただきました。
複数の業者にお問い合わせしましたが、
最終的にこたろうを選んでいただきまして
ありがとうございました。
●島岡達三
1919年 東京都港区、組紐師:島岡米吉の長男として生れる。
1939年 東京工業大学窯業学科に入学。
1941年 東京工業大学窯業学科卒業。
1946年 濱田庄司に師事。
1953年 益子に築窯。
1962年 日本民藝館新作展にて日本民藝館賞受賞。組紐で縄文を象嵌する「縄文象嵌」技立を確立。
1996年 民芸陶器「縄文象嵌」で国指定の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
1999年 勲四等旭日小綬章受章。
2007年(平成19年) 12月11日(88歳 没)
鑑定士より一言
陶磁器では、近現代の陶芸家の作品では、
作者が用意した共箱で販売されている場合が多く
この共箱がないと、どうしても価値が下がってしまいます。
査定をご依頼頂く場合には、箱から出して使用していた場合でも
もともとの共箱が残っていないか、査定前にご確認頂くと
よいと思います。
またのご利用をお待ちしております。