洋画
磯崎新 洋画/デザイン画 シルクスクリーンの買取実績
ご自宅の引越しに際してご整理希望品があるとの事で、ホームページよりお問い合わせいただき、
お送りいただいた写真で概略査定後、お買取となりました。
2022年末に逝去した日本を代表する建築家の1人、磯崎新のシルクスクリーン作品です。
査定のポイント
磯崎は1970年代後半より、自身の設計した建築のコンセプトを視覚化した「還元」シリーズ作品を制作しており
現在も評価が高まっています。
今回の作品は1978年のイタリアでの個人建築作品をテーマにしたもので、建築のジャンルを越えた表現性が偲ばれます。
●磯崎新
1931年 大分県大分市に生まれる。
東京大学工学部建築科で丹下健三に師事。
1963年 磯崎新アトリエを設立。
1974年 群馬県立近代美術館
1983年 つくばセンタービル竣工。ポストモダン建築の旗手と目される
1990年 水戸芸術館
1991年 2000年まで世界各地で開催されたAnyコンファレンスを企画、参加。
1996年 2000年, 2004年 - ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展・日本館コミッショナー。
2017年 日本芸術院会員に選出。
2019年 プリツカー賞受賞
2022年 12月 91歳没
鑑定士より一言
永年倉庫に保管されていた版画ですが、湿気などによるシミが多数ありました。
こうした版画作品はしみ抜きなどで状態を整えた後、再流通させてまいります。
お手元に眠っている版画作品などありましたら、こたろうまでご一報くださいませ。