洋画
児玉幸雄 洋画/油彩画の買取実績
ご遺品の整理に伴い先代がコレクションされていた絵画の売却のご相談をいただきました。
LINEで画像を送付していただき、また何度か電話で打ち合わせをし、数社の相見積もりが出揃った後、こたろうにてご縁をいただくことができました。
査定のポイント
このたびお譲りいただいた絵画は物故作家の児玉幸雄の油彩画作品で大きさも12号という比較的大きな作品で、最も評価の高いフランスのパリの街角を描いた作品となり、こたろうにおいても最高の評価査定を提示しました。
●児玉幸雄
1916年 大阪府生まれ。
関西学院大学の美術部弦月会に参加し田村孝之介に師事する。
1936年 全関西洋画展に初入選し、翌年に第24回二科展にでも初入選する。その後二科展には連年入選する。
1939年 関西学院大学経済学部を卒業したのち入隊する。戦後は二紀会に第1回展から参加し、同会同人となる。
1956年 東京に転居する。
1957年 渡欧し、1959年に日本橋三越、大阪阪急百貨店で渡欧作品展を開く。
1965年 欧州、アメリカ、メキシコを巡遊し、欧州各地、特にフランスの広場、市場の情景を主に描く。
1976年 病をえて二紀会を退会する。その後は個展を中心に作品を発表する。
1992年 死去。享年75歳。
鑑定士より一言
絵画の査定については真贋はもちろんのこと、作品の状態(クラック、絵の具の剥落など)を細かくチェックする必要があり、のちに次のお客さまへ橋渡しする際、しっかりと瑕疵については説明しなければなりません。
作品同様に額縁も作品を引き立たせる上でとても重要な付属品です。
額縁はステンレス製、木製、樹脂製などがありますが有名な作者の作品には木製のフレームを使用することが多く、さまざまな加工をする事で高級感が増し、作品をより美しく見せることができます。
こたろうでは額縁なども熟知したスタッフがおり、お買い取りの場面においても細かく額のご説明をし、より安心してご納得のい
ただけるご提示をしております。
ぜひお問い合わせをお待ちしています。