洋画
小磯良平 永楽善五郎 洋画/油彩画 茶道具の買取実績
ご自身やご親族で集められた美術品を整理されたいとのことで
当社ホームページをご覧頂き、メールにてお問い合わせを頂戴しました。
絵画、茶道具、置物などさまざまなお品物がお有りとのことで、
出張査定に後日お訪ねいたしました。
査定のポイント
まずは、ご自身で収集された小磯良平の夫人画で肉筆油彩画がありました。
入手された時はかなりの高額の作品とのことでした。
その他、裏千家十五世 鵬雲斎宗室の書付共箱作品・永楽善五郎の耳付花生や
ティファニー風ステンドグラスなど、自社ビルのホールにお品物が並べていただいていました。
これらを含むさまざまなお品物をご子息と相談し、整理されるとのことでした。
手放すのがお辛そうでしたが、遠方からわざわざ訪問査定していただいたので
ご納得いただいた価格で、買取させて頂きました。
●小磯良平
1903年 兵庫県神戸市で誕生
1922年 東京芸術大学美術学部西洋画科入学
1925年 帝展「兄妹」入選
1926年 帝展「T嬢の像」特選
1928年 フランスに留学
1936年「新制作派協会」結成
1949年 武庫郡住吉村字松本に住居とアトリエを新築
1971年 日本聖書協会の聖書の挿絵
1983年 文化勲章受章
1988年 85歳 没
鑑定士より一言
一般的に、美術品はお買い求めいただいたときより、売却されるときの価値は
低下してまうことが多くあります。
昨今の美術市場の中では、特に有名な作者の方でも、なかなか価値が上向きになる
という傾向は見られません。
なろべく高額で売却したいというときは、そのタイミングが大切ですが、
将来的な美術市場での価値低下を問わないのであれば、当社としては
お手元に残しておくという判断も推奨しております。
この度はありがとうございました。