洋画
山下清 洋画/ペン画の買取実績
亡くなったご主人様の遺品整理をしているとの事で当社ホームページを検索いただき、
ご依頼人様からお電話でのお問い合わせを頂戴しました。
絵画、掛軸、陶磁器多数を査定希望とのことで、
日時を決めて後日ご訪問させていただきました。
査定のポイント
ご夫婦で美術品を集めていたとのことで、数も多く2人体制で査定させていただきました。
今回、査定させていただいた"山下清"のペン画は宿泊のお礼などで描いていることもあり
作品数自体は多く存在しています。
査定させていただいた作品は、色ヤケやシミなどのダメージが出ており、残念ながら保存状態がやや悪いたため、
ダメージの分だけ査定金額は低くさせていただきました。
しかしながら、今年生誕百年を迎え、記念展も開催されていますので、
またまだ人気は高く、次に飾っていただく方も、数多くいそうな作品でした。
【山下清】
1922年 東京都県生まれ。3歳の時、重病を患い、軽い言語障害、知的障害になる。
1934年 千葉県の八幡学園に入園し、独自の技法による貼絵を始める。
1939年 銀座<青樹社>での作品展で、梅原龍三郎、安井曾太郎らの称賛を受ける。
1960年 全国名勝絵はがきコンクールに<新東京十景>が選ばれる。貼絵だけではなく、油絵、ペン画、陶磁器の絵付などの制作もする。
1971年 逝去
鑑定士より一言
ご夫婦で収集していたモノで思い出も沢山詰まったお品物でした。
部屋の掃除をしなくてはいけないとのことで、お買取させていただきました。
作者不明、置き場所がなく売却したい等些細な事でもご相談いただければと思います。
*ペン画などの原画作品は<山下清鑑定員会>の鑑定書が必要となります。
鑑定書が無くても査定後にとれるため、お気軽にお問合せください。
必ず鑑定書を取得しなくてはならない作家のひとりです。
この度はありがとうございます。