洋画
大沢昌助 洋画/油彩画の買取実績
過去にご自分で購入された絵画などをご処分されたいとのことで
当社ホームページをご覧いただき、お電話でお問い合わせをいただきました。
ご来店希望とのことで、翌日、作品をご持参いただきました。
査定のポイント
お持ちいただいたのは大沢昌助の油絵画でした。
具象画から抽象画へと作風を変化させていった洋画家で、
今年、東京・練馬区美術館で生誕120年記念展で
ふただび注目を集めた画家の作品でした。
ご提示価格が予想より高くて喜んで頂きました。
他にもお持ちのようで、また別の機会に持っていただけるとおっしゃいました。
●大沢昌助
1903年 東京三田綱町で誕生。
1923年 東京美術学校西洋画科に入学
1928年 現東京芸術大学西洋画科(藤島武二教室)卒業
1932年 ピアニストの北村季美子と結婚する。
1939年 児童雑誌「コドモノクニ」童画を掲載
1942年 二科賞受賞
1946年 武井武雄・初山滋らによる「日本童画会」の創立に参加。
1954年 多摩美術大学教授となる(1969年まで)
1961年 兜屋画廊で戦後初個展
1965年 第4回国際形象展で愛知県美術館賞を受賞
1984年 大沢昌助個展開催「隠喩(赤)」・「隠喩(青)」
1991年 東京都新都庁舎都議会本会議場前ロビーの大理石に壁面デザイン
1995年 第4回中村彝賞受賞
1997年 93歳 没
鑑定士より一言
現在の美術界では、モダンアートが世界的に人気を集めています。
現存する芸術家のみならず、昭和時代に活躍した日本人の芸術家や
画家の作品も再評価され、人気を集めています。
一般の方からすると、デフォルメされたり、抽象化されたりして
何を描いた作品かもわからない場合がありますが、
そのような作品でも高価な査定額が出る可能性がありますので、
気になる作品がお手元にありましたら、ぜひこたろうまでお問い合わせください。
この度はありがとうございました。