福岡県の
陶器・磁器買取

福岡県の情報

平安時代に遠の朝廷（とおのみかど）と呼ばれた大宰府政庁や、外国使節の迎賓館である鴻臚館がおかれ、中国大陸や朝鮮半島と我が国の交流の窓口として繁栄した福岡県。 中世に入っても、博多の港は中国や朝鮮半島をはじめ、琉球や南海との貿易基地として栄えました。特に、安土桃山時代には、豪商と呼ばれた神屋宗湛など、京都でも名が知れた商人で、茶道の繁栄を博多にもたらしました。 茶道で言えば、茶釜として一級品とされる芦屋釜が生産され、秀吉による朝鮮出兵で渡来した朝鮮人は福岡でも野焼、高取焼や小石原焼を誕生させています。博多人形は江戸時代にはじまったとされており、明治以降発展してきました。 福岡では、九州国立博物館、福岡県美術館、福岡市美術館、福岡アジア美術館のほか、久留米市や北九州市などにも公立の美術館があります。民間の美術館では、出光興産創業者・出光佐三の出光美術館、織田廣喜美術館があります。 日本画家として冨田渓仙、中西耕石などがいます。 洋画家として青木繁、吉田博、織田広喜、坂本繁二郎、田崎広助などがいます。 工芸分野では、彫刻家・山崎朝雲、人形作家・鹿児島寿蔵、陶芸の高取静山、亀井味楽、人間国宝・福島善三などがいます。上野焼陶芸家の高鶴元はアメリカ・ボストンに拠点を移して、現代アートを製作しています。