尾形乾山(おがた けんざん)作品の買取
作品カテゴリー
陶器・磁器
尾形乾山(おがた けんざん)の生涯・功績
尾形乾山は江戸時代の陶工です。
尾形乾山は京焼の色絵・銹絵で有名な陶工です。
野々村仁清とともに、いかにも京焼らしい意匠の作品を生み出し、
江戸期における京焼の基礎はこの二名によって作られました。
【年譜】
名:権平・惟充
号:深省・乾山・霊海扶陸・逃禅・紫翠・尚古斎・陶隠・京兆逸民・華洛散人・習静堂
1663年 京都の呉服商の三男として生まれる(兄:尾形光琳)
1689年 仁和寺に習静堂を構え、参禅や学問に励んだ
仁和寺門前に「野々村仁清」が住んでおり陶芸を学び、兄:尾形光琳からは絵を学ぶ
1699年 京都の鳴滝に開窯し「乾山」と号した。
1712年 二条丁字屋町に移住懐石具を多く手掛けるようになった。
乾山が器を作り光琳が絵付けをした兄弟合作の作品も多い。
1743年 81歳 没
尾形乾山(おがた けんざん)の代表作
- 金銀藍絵松樹文蓋物 出光美術館
- 銹絵観鴎図角皿 東京国立博物館
- 白泥染付金彩薄文蓋物 サントリー美術館
尾形乾山(おがた けんざん)の作品の魅力
【鑑賞のポイント】
陶芸作品は造形と釉薬・絵付などの焼成技術が陶工の腕の見せ所となります。
尾形乾山は色絵・銹絵の技術で、作品を見るものを惹きつけます。
兄・光琳との合作もあり、初期京焼の名品として讃えられています。
乾山という銘は後を継ぐ者が七代まで使用しており、作品の代数は判明しにくい物となっています。
また、尾形乾山は晩年、栃木県佐野で作陶をしたと伝わり、この時代の作品が一時多数発見されましたが、
ほぼ贋作として判断されています。
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