シンフォニオン作品の買取
作品カテゴリー
西洋美術
工芸品
シンフォニオンの生涯・功績
シンフォニオンは、数多くの独特なオルゴールを生み出した会社です。
ドイツで1885年から1902年まで操業しています。
世界ではじめて金属の円盤を使ったディスクオルゴールの実用化に成功した企業です。
3枚のディスクを同時に回し300teethをならすエロイカや、豪華で繊細な彫刻を施したボックスに30cmのディスクをセットするロココなどは、オルゴールの本や、大きな博物館ではステータスアイテムとして扱われ必ず見ることができるでしょう。
また、小型の時計から、大型の柱時計にもオルゴールを組み込み、ベル付きや、ドラム、シンバル、ピアノなどが付いたオルゴールなど数多くのディスクオルゴールを開発しました。
複数なアレンジをしたディスクを組み合わせて演奏するディスクオルゴールも作り、その可能性を研究した会社でもありました。
そのディスクのタイプだけでも21種類とも言われています。
また、複数のコームの組み合わせ方にも工夫をしており、対角線上に配置したダブルコームを採用して、2つのコームで素早く交互に鳴らす演奏効果なども発明しました。
シンフォニオンの作品の魅力
ディスクオルゴールは、音楽の再生機器として1900年前後の時代を席巻し、
ジュークボックスの様に使われ、ヨーロッパやアメリカで庶民にも親しまれていました。
しかし、その後1920年代になると蓄音機の普及とともに次第に勢いを失い、
シンフォニオン社も廃業となりました。