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絵画の正しい保存方法について手入れのコツや手順を詳しく解説!

絵画を収納して保管する際「正しい収納・保管方法が分からない」「劣化して飾れなくならないか心配」と悩みますよね。

本記事では、絵画の正しい保管方法や、収納するための注意点について詳しく紹介します。

読み終える頃には、絵画の正しい保管方法がわかり、収納する準備をスムーズに始められるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。

絵画を保管するときに気をつける4つの要素

まずは、絵画を保管をする際に気をつけるべき要素を4つ紹介します。

  • 害虫
  • 湿度
  • 紫外線
  • 収納スペース

ここから、順番に確認していきましょう。

害虫

絵画を物置や倉庫に保管する場合は、害虫の発生に注意しましょう。

長期保管する場合は被害に気づきにくく、保管方法を見直さない場合は、シミやカビなどの被害に発展することもあります。

気づかないうちに絵画を食べられて小さな穴ができたり、死骸によって汚れたりしてしまうでしょう。

絵画の魅力が損なわれてしまうため、害虫の発生を防止することが大切です。

湿度

絵画は、湿度が高い場所を避けて保管しましょう。

なぜなら湿度は、シミやカビの発生を引き起こし、絵画が劣化してしまうからです。

絵画の保管場所は、通気性が良く湿度が低い環境である必要があります。

しかし日本の気候は高湿であるため、梅雨や夏の時期は、より保管方法に注意を払いましょう。

保管場所の除湿を定期的に行い、絵画を収納から出して湿気を逃がすと効果的です。

紫外線

絵画は、直射日光が当たらない場所で保管する必要があります。

なぜなら、太陽光は黄ばみ色落ちを引き起こす可能性があるからです。

再び絵画を飾るために開封したところ、当時よりも色あせていたという事態は避けたいものです。

現在では、紫外線カット機能があるアクリル板フィルムなどが登場しています。絵画を保管する際は、ぜひ購入して活用してみてください。

収納スペース

絵画の保管は、収納スペースも考慮して行うことが大切です。作品同士が接触しない広さを確保し、余裕のある状態で保管しましょう。

また、絵画を横にして積み重ねてるのは劣化の原因となってしまいますので、通常は立てて保管します。

さらに、絵画を移動させる際は、額縁が破損する恐れがあるため、家具や壁などに接触しないよう気をつけましょう。特に、角部分は欠けやすいので注意が必要です。

絵画を正しく保管するための手入れ方法

続いて、絵画を正しく保管するための手入れ方法を紹介します。

  • 絵画の汚れを落とす手順
  • 絵画の湿気をとる手順
  • 額縁の汚れを落とす手順
  • 酷い支障は修復を依頼する
  • 布で梱包して箱に入れる

それでは、1つずつ確認していきましょう。

絵画の汚れを落とす手順

絵画の汚れを落とす際は、まず目視で汚れがないか確認しましょう。ほこりが付いている場合は、清潔で柔らかい筆を使い、優しく払ってください。

なお、額縁の表面や四隅に溜まっている汚れやゴミは、綿棒を使って落とすのがおすすめです。

ただし、強くこすったり絵画を直接布で拭いたりするのは避けましょう。どうしても汚れが落ちない場合は、専門の業者に依頼するのをおすすめします。

絵画の湿気をとる手順

絵画を保管する際は、湿気を取り除くために、風通しの良い室内で1日陰干ししましょう。

また保管している期間も、絵画に湿気がこもるケースがあります。定期的に陰干しをして、湿気を取り除くことが大切です。

しかし、乾燥しすぎてしまうのにも注意しましょう。中でも油彩は、ひび割れを引き起こす可能性があります。

絵画の保管は、湿度50~60%気温18~20度の環境で行うのが適切です。

額縁の汚れを落とす手順

絵画を飾るための額縁も定期的にメンテナンスを行う必要があります。乾いた柔らかい布で拭きましょう。

木製の額縁なら水や薬品による変色、金属製の額縁はサビの発生に注意が必要です。

なお、乾いた布でも汚れが落ちない場合は、強くこすらないようにしましょう。専用のクリーニング剤を使って落としてください。

酷い支障は修復を依頼する

修復不可能な汚れや破損がある絵画は、専門業者に修復を依頼しましょう。

例えば、汚れや変色が目立つ場合は洗浄し、破れや穴がある場合は裏打ちをして修復します。

なお絵画の修理費は、依頼先や修理方法によって異なります。

専門知識と技術が求められる作業のため、数万円から数十万円が相場となるようです。

布で梱包して箱に入れる

メンテナンスが完了した絵画は、作品に傷がつかないように布・黄袋で包みましょう。

さらに、箱に入れて収納し、絵画を衝撃から守ります。通気性を考慮して、紙製の箱を選ぶのがおすすめです。

ご自宅に段ボールがある方なら、作品のサイズに合わせて組み立て直すと良いでしょう。

また、ビニール袋での梱包でも問題ありません。

しかし長期間放置した場合、袋内の湿度が高くなってしまいます。プラスチック性の梱包材は、一時的な保管をする際に活用しましょう。

絵画をきれいに保管するための注意点

ここからは、絵画を保管する際の注意点を紹介します。

  • 絵画に直接触れない
  • 絵画は縦にして収納する

各注意点について、ここから詳しく紹介します。

絵画に直接触れない

絵画を保管する際は、作品に直接触れないようにしましょう。手の脂や汗、汚れが作品に付着し、シミの原因になってしまうからです。

特に、作品の表面は汚れが目立つため、触れないように注意が必要です。絵画を運ぶ際は額縁部分を持ち、周囲にぶつけないように運びましょう。

絵画は縦にして収納する

保管する絵画は縦にした状態で収納しましょう。絵画を重ねたり、他の荷物の下に置いたりしてはいけません。

なぜなら、重みで作品がつぶれ、変形してしまう恐れがあるからです。

また高温多湿な収納スペースは、絵画に使われている接着剤が軟化し、劣化する可能性があります。

保管中も定期的に絵画を取り出し、 手入れ点検を行いましょう。

絵画を保管せずに処分する方法

次に、絵画を処分する方法について紹介します。

  • ゴミ出しをして処分する
  • オークションやフリマで売却する
  • 画廊・ギャラリーに販売する
  • 買取業者に売却する

上記4つについて順番に解説していきます。

ゴミ出しをして処分する

保管しきれない絵画は、額の中身であれば「燃えるゴミ」として処分できます。

額縁自体は、各自治体によって扱いが異なりますが、特にガラス板やアクリル板、フレームの金属などは、不燃ゴミとしての取扱になることが多いようです。

サイズが大きい作品は、粗大ゴミに該当する場合もあるようです。一辺50cm以上のサイズや、額縁の素材を考慮して、粗大ゴミと判断されます。

なお、粗大ゴミとして処分する場合は、費用が発生することに注意しましょう。

オークションやフリマで売却する

絵画を手放すなら、オークションやフリマなどを利用するのも1つの方法です。

主催・運営会社を仲介して売却できるため、安心して利用できます。

また、無名な作家の絵画でも、高値で売れる可能性があるのもメリットです。

しかし手数料が発生したり、換金までに時間がかかったりすることがデメリットです。

加えて、ご自身で価値を設定する際、相場よりも安く設定してしまうこともあるでしょう。

画廊・ギャラリーに販売する

絵画を手放す方法としては、画廊やギャラリーに売却するのも有効です。

主に美術品の展示・販売を行っている画廊・ギャラリーでは、買取業務も実施していることもあります。

画廊では取り扱う作家が決まっているケースが多く、該当する作家の絵画なら、相場以上の価格で売却できることもあるようです。

必ず売れるとは言い切れませんが、一部のファンによって取引が成立する可能性は十分考えられます。

買取業者に売却する

絵画を手放すなら、美術品の買取業者を利用するのがおすすめです。

なぜなら、美術品に精通したスタッフに査定してもらえるからです。絵画の価値を適切に判断して、買い取りをしてくれます。

中でも、無料査定を行っている業者を利用すれば、査定費用を差し引かれずに、損することなく買取金額をそのまま受け取れます

気になる方は、こたろうの無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。

絵画を処分するデメリット3つ

絵画を処分することのデメリットは以下の3つです。

  • 売却よりも手間がかかる
  • 高値がつく可能性がある
  • 文化保存の視点でマイナスになる

ここから1つずつ説明していきます。

売却よりも手間がかかる

ゴミとして処分する場合には、手間ヒマや費用がかかってしまうケースがあります。

修復が困難な状態ではない限り、処分や手放した後で後悔しないか、慎重に吟味する必要があるでしょう。

しかし、買取業者に依頼することで、売却できることもあります。手放す前に、買取専門業者に相談してみると良いでしょう。

高値がつく可能性がある

現在は無名だとしても、ゴッホやゴーギャンのように死後に評価される画家は珍しくありません。高価な作品が混じっていてあとで後悔してしまう可能性もあるでしょう。

また、素人判断でゴミとして捨ててしまうと、文化的に価値のあるような作品を永遠に失ってしまうかもしれないのです。絵画の中には高価な品が混ざることもある無名の画家であっても、買取業者に依頼すれば買い取ってくれる可能性は充分にあります。

高価な品が混ざっていることに気づかず捨ててしまって、あとで後悔してしまう可能性も。まずは一度買取専門業者に相談してみるのがおすすめです。

文化保存の視点でマイナスになる

素人の判断で絵画を処分することは、文化保存における価値を失う可能性に繋がります。

絵画は唯一無二の美術品であり、 本来価値のあるものを捨てているかもしれないからです。後に歴史的に重要な絵画だと判断される可能性も充分あります。

絵画を一般人の判断で処分するのは、デメリットを伴うため、一度買取業者に鑑定を依頼してみましょう。

絵画の保管方法に関する質問

最後に、絵画の保管方法についての質問を紹介します。

  • 絵画を点検するタイミングはいつが良い?
  • 絵画を収納できるスペースがない場合はどうしたら良い?

ここから順番に回答していきます。

絵画を点検するタイミングはいつが良い?

絵画の点検は、季節の変わり目を目安に行いましょう。気温や湿度など、保管条件が変化するタイミングがベストです。衣替えのタイミングに合わせて行うと、効率的に手入れができるでしょう。

なお、絵画の点検は、下記の内容に注目して行いましょう。

□作品が破れていないか
□作品が歪んでいないか
□変色が起きていないか
□絵具/キャンバスにカビはないか
□絵具/キャンバスにヒビはないか

絵画を収納できるスペースがない場合はどうしたら良い?

絵画を保管できるスペースがない方は、トランクルームを借りるのも1つの方法です。温度管理や空調管理の手間がなく、安心して保管できます。

なお、サービスを利用する際は、月額料金セキュリティについて事前に確認しておきましょう。

作品の数が増えた方や、大きな絵画を保有している方は、倉庫やトランクルームの利用をご検討ください。

まとめ

本記事では、絵画の保管方法や、保管の手順、注意点などを紹介しました。

絵画を保管するために気を付ける要素は、さまざまです。今回紹介した内容を参考にして、お手持ちの絵画を綺麗な状態で長期的に保管しましょう。

こたろうでは、数多くの骨董品を査定してきた経験と実績をもとに無料鑑定を実施しております。

万が一、保管に自信がない方や、処分の仕方に困っている方は、買取査定をご利用ください。