洋画
ヒロヤマガタ 絵画 シルクスクリーン の買取実績
当社、ホームページをご覧いただき、LINEから画像とともに査定のご依頼を頂戴いたしました。かつて人気の高かったヒロヤマガタのシルクスクリーン作品の査定ご希望でした。当社側で画像を確認し、写真での提示額をご説明したところ、ご来店いただくことになりました。
査定のポイント
作品は会社の上司の方が所有されいるもので、ご依頼者様が代理として作品持参でお越しいただきましたので、詳細な情報がわからないとのことです。
作品は25号で、額縁を含め縦約110㎝、横約93㎝となり、かなり大きいサイズの作品でした。
作品に添付してあるラベルから、講談社が企画し、松坂屋が販売した「ファンタージー」という作品名のもので、295部刷られたうちの137番の正規販売作品であることが確認できました。
ただし、作品には外箱と黄布などの付属品がなく、額の状態としては良いものでありませんでした。
写真で判明したマイナス点もありましたが、せっかくご来店いただきましたので、電話にて提示した金額をそのままを提示し、お譲りいただきました。
●ヒロ・ヤマガタ
1948年滋賀県生まれ、本名・山形 博導。
高校卒業後に上京、広告会社でデザインなどの仕事に携わる。
1972年渡欧。水彩や油彩作品の制作を始め、個展も開催。
1978年にはアメリカへ移住、シルクスクリーン作品の制作を開始。
アメリカ各地での個展、アートEXPOへの出品をつづけ、活躍の場を広げた。
オリンピック公式ポスターのための原画や、自由の女神100周年記念の原画制作など、
世界的なイベントの公式作品等を数多く制作し、アメリカでの人気はもちろん、
ヨーロッパ、そして日本での人気を不動のものとした。
鑑定士より一言
絵画の査定には、額を含む作品の状態が大きく関わってきます。もし、お飾りでない場合には、箱に入れてしまっておくことが良いことです。大きいものですと、こうした箱も邪魔ではありますが、購入時のものは、なるべく捨てずにおきましょう。
この度はありがとうございました。