洋画/油彩画　リトグラフの買取実績

すべてお父様の趣味で収集されていた絵画で、ご本人はあまり詳しくなかったようです。
シャロワというフランス人画家の作品がおよそ30点近くありました。
ほとんどシャロワのリトグラフ作品でしたが、油彩作品が1点ありました。
すべての作品は外箱と布などの付属品が紛失の状態でしたが、
保存状態が良いため、高価にてお買い取りさせていただきました。
作品内容を詳細に説明させていただき、ご納得いただける金額でお譲りいただきました。

●シャロワ
1931年　フランス・ロレーヌ生まれ。
1955年にモンマルトルのアトリエ･ド･ジョワに入り、デッサン、油絵、リトグラフを3年間学ぶ。
1957年から本や雑誌の挿絵の制作を行う。
1960年にパリのギャラリーで、絵画とデッサンの展示会を開く。
1970年に初めての挿画本を制作する。
1976年にスイス・バーゼルの国際展に出品する。
1977年にドイツ・ケルンの国際展に出品する。フランスでオリジナル・リトグラフ集「レ・ミュティンヌ」を出版する。
1980年に東京で個展を開催する。
1981年にサンフランシスコのアート・ショーで出品する。
1983年には日本各都市で展示会を開く。
1986年にニューヨークのアート・ショーで出品する。
1991年に東京・名古屋・大阪で展示会を開く。
1999年に札幌・東京・横浜・広島で来日展を開催する。
2002年に東京・千葉で”ベルナール･シャロワ来日展”を開催する。

今回、査定ご依頼のシャロワのように日本で版画作品がかなり多数流通している画家の版画作品
はなかなか高額査定にはならないのですが、自筆の作品であれば人気のある画家ですので
高額査定となることがあります。
自筆か版画かは一般の方には判別がつきにくいものですので、そうした際はこたろうにご相談ください。
この度はありがとうございました。