中里太郎右衛門(なかざと たろうえもん)作品の買取
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中里太郎右衛門(なかざと たろうえもん)の生涯・功績
中里太郎右衛門は江戸時代から現在まで続く窯元です。
中里太郎右衛門は唐津焼で有名な陶工です。
十二代・無庵は人間国宝となっています。
【年譜】
江戸初期に作陶を始めた中里家初代「中里又七」唐津焼の陶工の家系名。
1734年唐人町へ御用窯を移し、幕末まで代々将軍家・高家への献上品のみを焼いた。
唐津焼きを作りつづけ、唐津藩御茶碗師頭取として活躍。
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中里家初代: 又七 伊万里市大川町に田代窯を開窯
同市同町川原に移り、岸岳直系の唐津を作る
椎の峯窯へ移り、寺澤氏の御用窯となる
(四代) 1699年 御用陶工だった息子喜平次と四代:大島弥次兵衛と共に
唐津へ招かれ西の浜坊主町「御茶?窯」を創めた
1734年 唐人町へ窯を移し、幕末まで代々将軍家・高家への献上品のみを焼いた。
(十二代)1927年 十一代の次男:重雄が「十二代:太郎右衛門」を襲名。
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(十二代:太郎衛門)
中里無庵 なかざと むあん
1895年 佐賀県の(11代:中里太郎右衛門)中里天祐の次男として生まれる。(本名:重雄)
1914年 佐賀県立有田工業高校別科製陶科を卒業後、窯業に携わる。
1927年 十二代中里太郎右衛門を襲名
1929年 古唐津古窯跡を調査・研究、復興に人力。叩き技法などの独自の作風を生み出す
1966年 紫綬褒章受章。
1969年 京都大徳寺にて得度、号:無庵を受ける。十三代中里太郎右衛門に家督を譲る。勲四等瑞宝章を受章
1976年 「唐津焼」で重要無形文化財保持者保持者(人間国宝)に認定。
1985年 (90歳 没)
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(十三代:太郎衛門)
1923年 佐賀県唐津町で父「十二代:中里太郎右衛門」の長男として生れる。(本名:忠夫)
1943年 東京高等工芸学校工芸図案科卒業
1946年 陶芸家の加藤土師萌を師事し作陶の基本を学ぶ
1969年 「十三代:中里太郎右衛門」襲名。父の古唐津再現の意志を継ぎ、叩き・三島・鉄絵の技法を習得
1992年 佐賀県重要無形文化財認定
1995年 唐津市政功労賞受賞
2002年 長男・忠寛に家督を譲り、「号:逢庵」と称した。
2008年 旭日中綬章
2009年 85歳 没。
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(十四代:太郎衛門)
1958年 「十三:代太郎右衛門」の長男に生まれる。(本名:忠寛)
1979年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
1981年 同大学院修了
1983年 太郎右衛門陶房にて作陶を始める
2002年 「十四代:中里太郎右衛門」を襲名。中国の技法を用いた「掻落し」の作品などを制作
中里太郎右衛門(なかざと たろうえもん)の作品の魅力
【鑑賞のポイント】
陶芸作品は造形と釉薬・絵付などの焼成技術が陶工の腕の見せ所となります。
中里太郎右衛門は唐津焼の技術で、作品を見るものを惹きつけます。
特に、十二代は古唐津で行われていた「叩き」という技法を復元し、
以降、現在まで作品に引き継がれています。
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