洋画
パブロ・ピカソ 洋画/版画の買取実績
生前整理をしているとの事で当社ホームページを検索いただき、
LINE査定でのお問い合わせを頂戴しました。
絵画を査定希望とのことで日時を決めて早速ご訪問させていただきました。
査定のポイント
お父様ご本人が絵画を集めていたとのことで、息子様立ち会いの元査定させていただきました。
お持ちの多くは版画作品で高い評価とはなりませんでしたが、魅力的な作品が多く見受けられました。
今回紹介するピカソも版画だけでも約10万枚制作されています。世界でも最も多作で作品の種類は約2000枚ですが、版画は枚数が刷られるので、かなりの枚数になります。これだけの数があれば高い作品もあれば安い作品も出てきます。
【ピカソ】
1881年 スペイン南部マラガで生まれる。
1892年 ラ・コルーニャの美術学校に入学。
1895年 バルセロナに移住、美術学校に入学。一か月の猶予のある入学製作を1日で完成させる。
1897年 マドリードの王立サン・フェルナンド美術アカデミーに入学したが、アカデミズム・学校で学ぶことの無意味さを悟り、中退。
1901年 パリで初の個展。「青の時代」の始まり。
1905年 「ばら色の時代」(Rose Period)が始まる。
1909年 スペインのオルタ・デ・エブロに旅し、セザンヌ的な風景画を描いた。
1918年 オルガ・コクローヴァと結婚。パリ、ラ・ボエシーに移る。<新古典主義の時代>-古典的で量感のある母子像を描いた。
1925年 <シュルレアリスム(超現実主義)の時代>-化け物のようなイメージが描かれた時期、代表作は『ダンス』『磔刑』など。
1934年 スペインへ旅行、『闘牛』連作を描く。
1939年 ニューヨーク近代美術館で個展、『アンティーブの夜漁』を描く。
1953年 この年より晩年まで、版画や素描を自己表現的なテーマに集中して制作。版画の『347シリーズ』等多くの作品を生んだ。
1966年 パリ グラン・パレ、プティ・パレで回顧展。
1968年 <晩年の時代>-油彩・水彩・クレヨンなど多様な画材でカラフルかつ激しい絵を描いた。このころ、自画像も多く手がけている。
1973年 南フランスのムージャンの別荘で逝去。享年91歳。
鑑定士より一言
息子様とお引越しがあるとの事で飾る場所、置き場がなく弊社がしっかりと橋渡しさせていただきますとお話をしご納得していただき、お父様と絵の思い出話を聞かせていただき気持ちの良い買取でしたと嬉しいお言葉をいただきました。
作者不明、置き場所がなく売却したい等些細な事でもご相談いただければと思います。
この度はありがとうございます。