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骨董品の鑑定方法|高額買取されやすい骨董品の特徴や注意点

「骨董市でこんな骨董品を買ったよ」「フリーマーケットで骨董品が販売していたよ」
日頃、耳にする骨董品とはどのようなものを指すのでしょうか?
骨董品は、古い物や貴重な品物、特に美術品や工芸品などのことです。主に美的価値や歴史的・文化的な価値から評価され、コレクションやディスプレイの対象とされているものを指すことが多いようです。また、コレクターからコレクターへと時間を超えて引き継がれていくものが、骨董品には多数あります。ただし、単に古いものというだけでは必ずしも価値があるとは言い切れないようです。
今回は、骨董品の鑑定方法についてご案内いたします。
なお、当社ホームページ掲載の下記の「お役立ち情報」も併せて参考にしてください。

 

骨董品とは?定義や種類、価値を決める要素を知ろう【基礎知識】
URL: https://kotto-kotaro.com/news/detail/kotouhintowa/ 

 

骨董品の鑑定とは

 

「骨董鑑定」「お宝鑑定」「美術品鑑定」など、テレビやラジオ、新聞広告やチラシ広告、web広告などでこうした言葉を見聞きすることが多いのではないでしょうか?
では骨董品を「鑑定」するとはどういう見分け方をするのでしょうか?
鑑定とは、価値が不明瞭な骨董品の詳細を明らかにすることとなります。本物か贋作かを判断したり、それらが作られた時代を見極めたり、作者や制作技法など明らかにすることです。この鑑定という言葉と混同されやすい言葉に「査定」があります。鑑定との違いは何でしょうか。査定とは、鑑定後、市場価値を判断して、売買の価格の提示を行うこととなります。一般的に、個々の骨董品に関しては買取の金額を提示することになります。

 

骨董品の主な鑑定方法
 
では、骨董品の主な鑑定方法にはどのような方法が用いられているのでしょうか。
骨董品の偽物や複製品ついては、本物に似せて新たに作るのみならず、すでに作られてあったものに作者の銘やサインを入れて製作されることがあります。そのため、骨董品そのものや作者について、正確に把握しいないと、鑑定はできません。
以下に、まずご自分で調べることもできる骨董品の主な鑑定方法、チェックポイントを挙げてみます。

 

 

●作者のサイン、刻印の有無を確認する
著名な作家によって作られた物(作家物)かどうかを調べるために、サイン、刻印の有無を確認します。骨董品が絵画の作家物の場合、作者の自署と印譜を「落款」と呼び、これらが画面の隅に記されています。工芸品では「銘」と呼ばれるサインや刻印が裏側や底部に付されていることが多くあります。だたし、まれに、故意に銘を入れない作家もいます。さらに近代の絵画や工芸品などの骨董品であれば骨董品を収める共箱(ともばこ)の表面や共箱の蓋の裏などに作者の自署があることが一般的です。
ただし、近年では作品と共箱もセットで偽造されることがあり、素人の方では真贋の見極めがたいへん難しくなっています。

●作成された年代を確認する
製作された年代が古い物は希少性が上がると同時に、骨董品としての価値も高まる可能性が高いものと言えます。共箱などの付属品に生産された年代が記載されていることがあります。まれに書画の骨董品であれば、作品画面には作成した年月が記載されるケースがあります。目安として明治時代以前に作られたものであれば現存数も少なく希少価値が高い可能性があるでしょう。
ただし年代が古くても現存数が多いと高い価値が付きにくいケースがあります。また、人気のジャンルやその中でも特に人気の作品があり、そうした年代と価値は必ずしも比例しないことが多くあります。

●素材を確認する
骨董品はさまざまな素材を用いて作られています。用いられた素材によっては高価値であると判断されるケースがあります。たとえば、工芸品では血赤珊瑚(ちあかさんご)、翡翠、金、銀などの貴金属の使用有無により、評価が異なります。
さらに、素材は作成された年代や真贋の判断材料に用いられることがあります。

●鑑定書を確認する
骨董品に鑑定書が付属されている場合は、作品の真偽を確認するために用いられます。鑑定書が付いているからといって、その内容が正しいとは限らないため、鑑定書番号と内容を発行元に問い合わせて、鑑定書自体が本物かどうかを調べることが推奨されます。
また、絵画・工芸品の中には、所定鑑定人という特定の作家についてのみ鑑定書を発行する方がおり、この方の鑑定書でないと正式な鑑定の効力を発しないことがありますので注意が必要です。

 

骨董品を鑑定に出す際の注意点

次に、お手元に骨董品がある場合、どのように鑑定をしてもらえばよいのでしょうか?
実際に骨董品を鑑定に出す際の注意点を下記に挙げます。

 

●付属品と一緒に鑑定に出す
骨董品の購入時には共箱や鑑定書などの付属品が付いてくる場合が多くあります。鑑定に出す際は共箱や鑑定書などの付属品を一緒に持って行くことが大切です。
共箱や鑑定書は作品の保証書のような役割があるからです。特に共箱は、鑑定書がない場合でも作者の特定を保証する役割を持ちます。もし作品の売却まで行うときには、共箱の有無が大きく査定額に影響します。

●できるだけ早く鑑定に出す
骨董品は経年劣化してしまうものが多くあります。特にかなり古いものであると、梱包や箱を開けただけで丁寧に扱っていても、湿気や日光の影響を受けて時間とともに劣化が進んでいくことがあります。もし、売却を考えているのであれば、早めに鑑定に出して検討するのが望ましいと言えます。

●専門店に持って行く
特に、年代や作家、作品のカテゴリーなどを限定して買い取りを行っている専門店に持って行くのがおすすめです。カテゴリーをしぼって買い取りを行っている専門店の場合、鑑定の精度が高い傾向にあります。絵画は絵画専門の古美術商、陶器は陶磁器専門の古美術商などがありますので、インターネットなどで店舗の特徴を詳細に調べてから鑑定に出すことがよいでしょう。
上記でご紹介した所定鑑定人でない専門店では、鑑定書が発行されるケースは少なくなります。また鑑定書の発行を希望した場合には、通常鑑定料や証書発行費用がかかります。さらに、売却の意思がない場合、鑑定を断られる場合があります。

●場合によってはセカンドオピニオンも
もし、鑑定の結果に納得がいかない場合には、別のところに鑑定してもらうことも良いでしょう。
鑑定は鑑定士の見方であり、鑑定士独自の判断です。鑑定の方法としては鑑定士の経験による見方と、資料による照合がありますが、別々の鑑定士による鑑定が合致ない場合もないとは言えません。

 

鑑定後の査定で高額買取される骨董品の特徴

最後にどのような骨董品が高額で買い取りされるのか、高額が期待できるのか、その例を見てみましょう。

 

●状態が良い
状態の良し悪しは買取価格に大きく影響します。お持ちになる骨董品は、日頃から定期的に手入れを行いましょう。劣化が進まないように丁寧に保管されているものが高額買取されやすいものです。

●多くのコレクターがいる
多くのコレクターがいる骨董品は多少傷や汚れがあっても、高額で売れる場合があります。欲しい人がたくさんいれば物の価値は上がるためです。だだし、工芸品などで同じものが複数存在する場合は、状態が良いものの方がより高額となる可能性がありますので、できれば良い状態であることが望ましいといえます。

●有名作家によって作られている
高額買取される骨董品は有名作家の作品である場合が多いと言えます。しかし、たとえ無名作家によって作られたものでも価値があるとみなされれば高価買取されることがあります。それは、良いものであっても銘が作品に入れられないことがあったり、製作した時代には有名な作家であっても、後世までその名前が知られるとは限らないからです。作者名ではく作品の出来栄えが、評価されることは、骨董品・美術品にはよくあることです。

さらに当社ホームページ掲載の下記の「お役立ち情報」も併せて参考にしてください。

骨董品を高く売るコツを紹介|売るための手順まで徹底解説!
URL: https://kotto-kotaro.com/news/detail/kottouhinotakakuurukotsu/

 

骨董品鑑定方法を理解して、高額買取されるものを見つけよう!


今回は骨董品の鑑定方法についてご紹介しました。鑑定というとハードルが高いものの、もし売却してよいものであれば、ほとんどの骨董店・美術品店・買取店・買取業者では、査定であれば概ね行ってもらえます。
まずはこしたお店の雰囲気に慣れるためにも、骨董品をお持ちの方はこうした店ののれんをくぐってみることから始めてみるのはいかがでしょうか?

 

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